これでいいのだ!妊娠・出産
未知との遭遇である妊娠・出産に関して予習するために読んだぽよ~第2弾!!
前回紹介した本もそうだけど、やっぱお医者さんが書いた本は安心感がありますね。
特にこの本を書かれた宋美玄先生は産婦人科医かつ2012年に35歳で出産されたので説得力マシマシ。
- 作者: 宋美玄
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2013/06/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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妊娠に関して
・妊娠検査薬はだいたい妊娠3週あたりで陽性になる。3週すぐの場合、直後は陰性でもしばらく置いておくと陽性になるかも。
・妊娠公表は4ヵ月(12週)から
・4週で子宮内に胎嚢確認(子宮外妊娠でないこと)、6週で心音確認できる
①血清マーカー検査(クアトロテスト、トリプルマーカーテスト)
②初期の胎児超音波スクリーニング(NT、鼻骨、三尖弁、静脈管など)
NT:リンパ液が溜まってる部分で11週~13週、頭殿長45~84mmの頃に測定する。3mmダウン症の確率は3~4%、6mmでも約30%は正常。
鼻骨、三尖弁、静脈管:精度が高いがイギリスのFMF(Fatal Medicine Foundation)のライセンスを持った医師の施設で受ける
③NIPT(非侵襲的出生前遺伝学的検査)
④羊水検査・絨毛検査
分かるのは染色体だけ
妊婦生活
・つわりは胎盤が完成する5ヵ月(16週)まで
・つわりのときは食べたいもの、食べられるものを好きなだけ食べる
・ビタミンB6とショウガエキスを妊娠前から摂っておくとつわりが軽くなるといわれている
・妊娠中に熱が出たら(38℃以上)アセトアミノフェンで熱を下げる
・腹式呼吸だいじ
・運動するなら有酸素運動=ウォーキング
・妊娠線対策は保湿あるのみ
・妊娠中に感染症リスクがあるものは避ける(生肉、生ハム、レアの肉、無殺菌のミルクやチーズ)
・妊娠中に必要なカロリーは通常のカロリー+350kcal程度、妊娠後期でも+500kcal、産後授乳中は+700kcal
産後
・できれば母乳がいいけど出ないときは粉ミルク足す。色々口出ししてくる人がいても気にしない。
・授乳中の姿勢はレイバック式がおすすめ
・乳首が傷んでるときは搾乳器
・先輩ママのアドバイスは適当にスルー
産後ママの体ケア
・産後1ヵ月はなるべく横になって過ごし、長時間立ち歩いたり、立ったままでいない
(垂直方向に負担をかけず骨盤底筋群を休めるため)
・骨盤を締める骨盤ベルトを使う
(著者はPhysiomat社のものを使用)
・骨盤底筋群を常に意識してきちんと鍛える
ほんとうはあぐらの姿勢が最も理想的、トイレも和式に近づけるために足元に台を置いて膝の位置をなるべく高くする。
感想
不安になりがちな妊娠中はネットで情報収集したり匿名の掲示板の意見に左右されたりするけど自分で情報集めるとどうしても偏った内容になるから、不安なことや疑問点があれば助産師さんや医師に直接たずねるほうがいい。
外でミルクをあげていたら母乳じゃないの?って知らないオバサンに絡まれたり
妊娠中から産後にいたるまで無責任な他人の口出しが多いらしいけど、根拠の無い迷信はスルー('ω' )))≡3ーッ
何より心に余裕を持ってマタニティライフを過ごしたり赤ちゃんの前で自然に笑顔でいることが大事だそうです。
産後オススメのエクササイズや付録として赤ちゃんの予防接種スケジュールが添付されてたので今後妊娠出産したときにとても参考になりそうな本でした。
- 出版社/メーカー: コナミスポーツ&ライフ
- 発売日: 2012/01/28
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