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これでいいのだ!妊娠・出産

未知との遭遇である妊娠・出産に関して予習するために読んだぽよ~第2弾!!

前回紹介した本もそうだけど、やっぱお医者さんが書いた本は安心感がありますね。
特にこの本を書かれた宋美玄先生は産婦人科医かつ2012年に35歳で出産されたので説得力マシマシ。

女医が教える これでいいのだ!  妊娠・出産 (一般書)

女医が教える これでいいのだ! 妊娠・出産 (一般書)


妊娠に関して

・妊娠検査薬はだいたい妊娠3週あたりで陽性になる。3週すぐの場合、直後は陰性でもしばらく置いておくと陽性になるかも。
・妊娠公表は4ヵ月(12週)から
・4週で子宮内に胎嚢確認(子宮外妊娠でないこと)、6週で心音確認できる
 ①血清マーカー検査(クアトロテスト、トリプルマーカーテスト)
 妊娠15~18週、母体血液、ダウン症18トリソミー・神経管閉鎖不全に罹患している確率を数字で得る
 ②初期の胎児超音波スクリーニング(NT、鼻骨、三尖弁、静脈管など)
 NT:リンパ液が溜まってる部分で11週~13週、頭殿長45~84mmの頃に測定する。3mmダウン症の確率は3~4%、6mmでも約30%は正常。
鼻骨、三尖弁、静脈管:精度が高いがイギリスのFMF(Fatal Medicine Foundation)のライセンスを持った医師の施設で受ける
 ③NIPT(非侵襲的出生前遺伝学的検査)
 妊娠初期、母体血液、ダウン症18トリソミー・13トリソミーを高精度で検出する。検査費用が高い。
 ④羊水検査・絨毛検査
 分かるのは染色体だけ

妊婦生活

・つわりは胎盤が完成する5ヵ月(16週)まで
・つわりのときは食べたいもの、食べられるものを好きなだけ食べる
・ビタミンB6とショウガエキスを妊娠前から摂っておくとつわりが軽くなるといわれている
・妊娠中に熱が出たら(38℃以上)アセトアミノフェンで熱を下げる
腹式呼吸だいじ
・運動するなら有酸素運動=ウォーキング
・妊娠線対策は保湿あるのみ
葉酸400μg/日は妊娠前から摂る(枝豆、モロヘイヤ、からし菜、春菊など)。レバーは葉酸も多いけどビタミンAも多いから微妙。
・妊娠中に感染症リスクがあるものは避ける(生肉、生ハム、レアの肉、無殺菌のミルクやチーズ)
・妊娠中に必要なカロリーは通常のカロリー+350kcal程度、妊娠後期でも+500kcal、産後授乳中は+700kcal

産後

・できれば母乳がいいけど出ないときは粉ミルク足す。色々口出ししてくる人がいても気にしない。
・授乳中の姿勢はレイバック式がおすすめ
・乳首が傷んでるときは搾乳器
・先輩ママのアドバイスは適当にスルー

産後ママの体ケア

・産後1ヵ月はなるべく横になって過ごし、長時間立ち歩いたり、立ったままでいない
 (垂直方向に負担をかけず骨盤底筋群を休めるため)
・骨盤を締める骨盤ベルトを使う
 (著者はPhysiomat社のものを使用)
・骨盤底筋群を常に意識してきちんと鍛える
 ほんとうはあぐらの姿勢が最も理想的、トイレも和式に近づけるために足元に台を置いて膝の位置をなるべく高くする。

感想

不安になりがちな妊娠中はネットで情報収集したり匿名の掲示板の意見に左右されたりするけど自分で情報集めるとどうしても偏った内容になるから、不安なことや疑問点があれば助産師さんや医師に直接たずねるほうがいい。
外でミルクをあげていたら母乳じゃないの?って知らないオバサンに絡まれたり
妊娠中から産後にいたるまで無責任な他人の口出しが多いらしいけど、根拠の無い迷信はスルー('ω' )))≡3ーッ
何より心に余裕を持ってマタニティライフを過ごしたり赤ちゃんの前で自然に笑顔でいることが大事だそうです。
産後オススメのエクササイズや付録として赤ちゃんの予防接種スケジュールが添付されてたので今後妊娠出産したときにとても参考になりそうな本でした。

産前産後骨盤ベルト パワフルギアF

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あなたが33歳を過ぎても妊娠できない44の理由

わたしは何か新しく始めるに当たって色々リサーチするのが趣味なのですが、ちょうどKindle幻冬舎セールで妊活ビギナーにピッタリの本があったので即ポチりました。


この本では「はじめに」という項目で
私のクリニックの体外受精など高度な生殖医療の治療成績では、33歳を境に妊娠率が下がります。体外受精の妊娠率は33歳未満で40%、33歳を超えると14%と、3分の1に低下します。
と書いてあって、さっそく心が折れかけたゾ♡

要点抜粋(自分用メモ)

•鉄分を取るために魚ばかりじゃなく肉も食べる(レバーや牛肉)
•野菜はできるだけ自分で買ってきて調理する
トランス脂肪酸を極力避ける (マーガリン、ショートニング、ファーストフードのフライドポテトやパン、ケーキ、ポテトチップス)
•白米、小麦粉よりも玄米、全粒粉
•洋食より和食(1975年ごろの和食が長寿や健康維持にもっとも効果的)
•血糖値が一気にあがらないように食べる順番に気をつける(野菜→汁物→タンパク質→炭水化物)
•カフェインを避ける(尿に排出されるカルシウムが増え、鉄分吸収の妨げになる)
•子どもが欲しければ、夫婦ともどもお酒は控える
•オリーブオイル、亜麻仁油エゴマ油、魚の油は積極的にとる
サプリメントはGMPマーク(Good Manufacturing Practice:適正製造規範)がついているものを選ぶ
•激しすぎない運動をする(1週間に5時間の運動がベスト)
メラトニン分泌のため、22時に就寝し、朝5~6時に起きる朝方の生活スタイルが理想(22時以降は部屋の明かりを少し落として眠る準備をし、明るい画面をみない、寝るときは真っ暗にする)
•体を芯から温めるために39~41度くらいのお湯に半身浴で20~30分つかり、就寝の2~3時間前までに入浴を済ませる
•かかりつけの婦人科医をきめて、1年に1回は婦人科検診を受ける(超音波検査も受けられる医療機関を選ぶ)
•風疹ワクチンは接種後2ヶ月は避妊が必要で妊娠中は接種できない
基礎体温を測って記録しておく
•2~3日に1回のセックス少なくとも週1回のセックス

自分の生活で活かせそうなところ

•食事関係→概ね実行中だがメニューにレバーを取り入れてみる
基礎体温を測る→実行中
•風疹の抗体検査→済
(自治体によっては無料で検査してくれる場合もあるみたいです)
•コーヒーや紅茶を止めてほうじ茶や水にする
•暖かい日や晴れた日は、自転車で10分の通勤を徒歩通勤にする
•かかりつけの産婦人科をみつける

普段健康に注意してる人なら当たり前のような内容でしたが、生活習慣•体質改善の知識が体系的に得られて良かったです。

にんかつ!

今までは避妊のため低用量ピルを服用していたのですが、歳も歳だし(今年で33歳)服用中止して畑解禁しました。
あとは種がまかれて芽が出るのを祈るばかり(-人-)
それと生理不順だった時に使っていた基礎体温計で基礎体温も測っていて、これでしばらく妊活やってみようかと思います。
卵子カモン◎◎◎◎◎◎щ(゚Д゚щ)

と言いつつも、入籍以前は「排卵日=危険日」として避妊に万全を期していたのにも関わらず、入籍以後は「排卵日=おセッションの日」って急速旋回すぎて戸惑いまくり。
え?妊娠してもいいの?マジ?ホントに?

僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもうアポロ11号が月に行ってたとしても、子どもを作るには受精卵が着床して約280日の妊娠期間が必要という事実に
人体の神秘というか医療の限界というか「人間も所詮動物の端くれなんだな感」がありますね。

田房永子先生や瀧波ユカリ先生の出産レポや産後エッセイを読むと、身体ガタガタでゾンビ状態という意見もあり、産後as soon as possible働かないといけない環境にあるわたしは恐怖で震えております。
めっちゃ怖いと評判のジェットコースターの列に並び始めたような気持ち。

ママだって、人間

ママだって、人間


女もたけなわ

女もたけなわ


もうちょっと子どものいない新婚生活を楽しみたいけど、どうせ子ども作るなら早い方がいいよね。体力あるし。まぁ何とかなるっしょ。
←→でも妊娠したら仕事いつまでできるんだろ…産後働かないといけないけど自分の身体が耐えられるのか心配
という心境を行ったり来たりしています。